映画鑑賞「どら平太」

『どら平太』(2000)


ある小藩
新任町奉行の望月小平太が江戸から来ている筈なのに、未だ奉行所に現れないと話題になっていました

濠外、と呼ばれる橋一本向こうの街は
3人の親分が役割分担をして牛耳る無法地帯
抜け荷は勿論、御禁制の舶来品の取り引きから阿片の密売。賭博売春人身売買何でもござれの荒れ放題
しかも、その売り上げから藩は運状金の名目で親分たちから金を納めさせているらしい

噂にまでなる有様に江戸のお殿様は心配し
調査と処置を、小平太に命じたのです

しかしこの望月小平太
道楽者、どうしようもない奴、ドラ猫並と江戸での評判は彼を
(どら平太)と陰口を叩かれる有様でした
シナリオは4人がかりでも見事に映画台本として完成させた市川崑監督による
コミカルな要素を多分に含んだ娯楽時代劇
芝居は硬めでしたが浅野ゆう子がとても愛らしい魅力を振りまいています

PHOTOKYO

もっぱら東京で撮った写真の数々

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