映画鑑賞「エイリアン4」
『エイリアン4』
地球から離れた宇宙に佇む軍の化学実験船オーリガ号
船内では地球では行い難い危険な実験が日々繰り返されています
現在進行中の実験は血液サンプルからのクローン人間造形。更にクローンを母体として成長した子供を取り出し、培養してゆく方法の実験並びに実践段階
幾度かの失敗を繰り返して漸く成功した(クローン8)の身体から
今、生まれたばかりの子供が切り放されます
クローン8号の本名は
リプリー
200年前、宇宙刑務所に残っていた血液から
彼女自身の再生と、その体内に寄生していたクイーンの摘出を試みてきた軍は
漸く怪物の繁殖過程にまで漕ぎ着けていました
その為に必要な(苗床)として冷凍航行をしている宇宙船を襲い、冬眠状態の船員たちをそのまま拉致してくるという役目を担っていた貨物船(ベティ号)のクルーたちが新しい荷物を運び終えようとしていた時
船内に非常時のサイレンが鳴り響くのでした
いやもう悪趣味ギリギリの描写があり
目を覆いたくなりますが
特撮としては泳いでくるエイリアンの画などはユーモアと恐怖が溶け合ってゾクゾクしました
おなじみシガニー・ウィーバーの凛々しさは勿論
ロン・パールマンやドミニク・ピノン
ダン・ヘダヤ、ウィノナ・ライダーなどの曲者を並べている賑やかさは一作目に似た(映画ファン)的好奇心を抱かせますし
フランス映画の鬼才として注目を浴びていたジャン=ピエール・ジュネを引っ張り出した事へ期待した人も多かったのです
まあ、それが正しかったかどうかは
鑑賞する人の気持ちの持ち方にも依るでしょう
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