映画鑑賞「ちいさこべ」

『ちいさこべ』(1962)


江戸が大火に見舞われ、老舗の普請屋・大留も焼け落ちました
川越に普請へ出ていた若棟梁の茂次は其処で父母の死を知りましたが、店を立て直すまでは弔いは出さないと言い出して、周りの者を慌てさせます

江戸に戻り、店の焼け跡に小さな小屋を建てて仕事を請け始めた茂次でしたが
幼馴染みで焼け出された、おりつを女中に雇ってみたところ、彼女が焼け出されて天涯孤独になった子供たちを隠れて養っていると知り…
様式美に彩られた東映時代劇が衰退する中から生まれたヒューマニズムに満ち満ちた
勇気と愛と人情の物語

山本周五郎の原作を見事に映像化した名篇です


PHOTOKYO

もっぱら東京で撮った写真の数々

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