映画鑑賞「バグジー」

『バグジー』(1991)


マフィアが社会の裏道とはいえ堂々と闊歩していた時代には、現在の常識では認めようがない人物が注目されていたりする
バグジー(害虫、嫌われ者の意)と称されたベンジャミン・シーゲル
社交性と機転の効く才覚を活かしてマフィアの存在を知らしめた一人だけど
暗殺に長けた非情の人、という一面や
この映画で語られる、現在のラスベガスを生んだ人物として語られるのは

ずっと後の話

映画は、仲間たちの信頼に応えるうちに自らを過信してゆき
夢と現実のバランスを見誤った男の末路をどこかユニークに、どこか哀れに見つめる異色のギャング映画でした
彼の行動を理解してくれる一匹狼型のギャングを演じたハーベイ・カイテルが素敵です

PHOTOKYO

もっぱら東京で撮った写真の数々

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