映画鑑賞「女ざかり」(1994)

『女ざかり』(1994)

新日報社の論説委員になれた南弓子は、新人初執筆として以前から練っていた思いの丈をぶつける初めての社説を書きます
でも、その社説は水子供養で儲けている某宗教団体の教祖を怒らせてしまいます
教団から巨額の寄付を受けていた政府与党の幹事長は圧力をかけ、新社屋建設における国有地の払下げの撤回をチラつかせて弓子の左遷を画策してきました
彼女に想いを寄せる同僚の調べで全貌を知った彼女でしたが……
歳相応の吉永小百合を見られる、最後の頃の作品ですかね
大林宣彦が監督していたのをすっかり忘れて今まで未見でいたのですが、それが幸いしてか
まずまずの面白さよ、と楽しめました

それにしても論説委員達の豪華キャストったらなんでしょう♫
あと、公開当時に中村玉緒がお座敷で「座頭市」を熱唱するという場面に楽屋オチという非難もありましたが27年も経つと、何で楽屋オチなの?となっていますから
映画というのは不思議ですね

PHOTOKYO

もっぱら東京で撮った写真の数々

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