映画感想「ドクター・デスの遺産」

『ドクター・デスの遺産』(2020)


闘病中の父親の死に不自然さを感じた少年の通報によって公になった
連続安楽死事件
しかし、安楽死は闘病に苦しむ被害者とその家族の同意があって行われる為に
犯人の特定は中々進まない
捜査一課の犬飼と高千穂が執拗に家族への面会・質問を繰り返してゆく中
闘病時の被害者に付き添うナースの存在を確認し…
昭和の刑事ドラマのようなオープニングと音楽
ナースを見つけてからは都合よく転がる展開
そしてお約束

後半の緊張感も犯人捜査に使用したある道具を途中から忘れたように捜査室で活用しないなど、穴だらけの作劇に
綾野も北川も撮ってて気付かないのか?と腹が立ちます
雑なシナリオに旨味の(安楽死の是非)を利用する才も無く
2時間を無為に過ごすだけの
時間潰し作品でした

PHOTOKYO

もっぱら東京で撮った写真の数々

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